54.「世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく」を読んで [読書感想文]
(年間100冊の進捗 100冊/365日×198日目(7月16日)ー54冊目=▲0.246冊)

世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく
- 作者: 渡辺 健介
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2007/06/29
- メディア: 単行本

成功本51冊もっと「勝ち抜け」案内 (光文社ペーパーバックスBusiness)
- 作者: 水野俊哉
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2008/08/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
このところ、色々な「考え方」の本を読んで学んできたけれど、もっとシンプルに自分に出来るものをと思い読んで見ました。
が、簡単なほど奥が深い・・
世界一簡単な問題解決方法とは?
・自分で考え、行動する
・これは持って生まれた才能ではなく、「癖」なのです。自分の力で考え、行動するという経験を積み上げていくと、「考え抜く癖」「前向きな姿勢の癖」がついてきます。(p10)
☆「癖」「習慣」「行動」すべては自らの意志で「無意識のうちに」「続ける」ようになるまで「意識的に」「続ける」事。
自分たちの周りにも「どうせどうせ子」ちゃん、「評論家」君、「気合いでゴー」君は当てはまるし、自分も時にはそういう面があります。
・そもそも問題解決って?
問題解決とは、ひらたくいえば、「現状を正確に理解し」「問題の原因を見極め」「効果的な打ち手まで考え抜き」「実行する」ことです。(p19)
そのための具体的な手法として
・分解の木:原因を探したり、アイディアを広げたりするのに便利
問題解決をするときには、「分解の木」が役立ちます。これは、どのような原因があるかをモレなく探し出すときや、どのような打ち手があるかアイディアを幅広く、具体的に洗い出すときに重宝します。(p26)
☆とにかく頭だけで考えるのではなく書く(MECE:モレなくダブりなく)
・お医者さんのように診断し、治し方を考える
1.原因を見極める
1A 原因としてありえるものを洗い出す
1B 原因の仮説を立てる
1C どんな分析をするか考え、情報を集める
1D 分析する
2.打ち手を考える
2A 打ち手のアイディアを幅広く洗い出す
2B 最適な打ち手を選択する
2C 実行プランを作成する (p34)
そのための道具として
・はい、いいえの木:原因を調べる、考える道筋を明確にする
「はい、いいえ」の木は、原因を調べる時、もしくは打ち手を考える道筋を、いくつかの「はい、いいえ」で答えられるような質問によって明確にできる時に使います。(p46)
・課題分析シート:何を調べるか必要があるかを明確に (p46)
何をどうすればよいかが一目でわかる「課題分析シート」を最初に作っておくと便利です。「具体的な課題は何か」「現時点での仮説とその根拠は何か」「仮説を確かめるには、どんな情報を集めて分析する必要があるのか」を明確にすると、問題解決の確率はグンと上がります。 (p48)
・自分が「得意なこと」は、どうしても限られてきます。でも、自分よりうまくできる人、効率よくできる人は、必ずどこかにいるものです。そういう人たちに手伝ってもらえば、自分たちだけでやるよりもいいものができるので、効果が高くなります。慣れた人に手伝ってもらえば、実行が簡単かつスピーディーになります。(p65)
☆餅は餅屋 チームで仕事をすると効率もクオリティも良くなる
・ひとつの大きな夢を、いくつかの小さな目標に置き換える
1.目標を設定する
2.目標と現状のギャップを明確にする
3.仮説を立てる
3A 選択肢を幅広く洗い出す
3B 選択肢を絞り込んで仮説を立てる
4.仮説が正しいかチェックする
4A 仮説に沿って情報を集める
4B データを分析し、チェックする (p74)
☆今までは、何故うまく行かないのか?どうしたら新しいアイディアがでるか?などでしたが、自らの夢を実現する方法論です。
そのための道具として
・仮説の木:話の道筋を整理する
情報種集を始める前に、「仮説の木」を使って、あらかじめ仮の結論とその根拠を明確にしておきましょう。(p87)
☆「地頭力」の「結論から」考えると同じですね。
・意志決定ツール:何かを決めるときに役に立つ
ツール1 「よい点、悪い点」リスト
ステップ1:選択肢を洗い出す
ステップ2:各選択肢について、よい点と悪い点を書き出す
ステップ3:書き出した各項目について評価する
各項目についてよい点は「+」で、悪い点は「−」で、それぞれ3段階で評価します。
ステップ4:最も魅力的な選択肢を選ぶ
ツール2 「評価軸×評価」リスト
ステップ1:選択肢を洗い出す
ステップ2:各選択肢について、評価軸を書き出す
ステップ3:各評価軸の重要度を決める
評価軸そのものの重要度を決めます。(中略)それぞれ「高」「中」「低」の3段階で評価し、重要度の高いものから低いものの順に並べ替えてみましょう。
ステップ4:各選択肢を評価する
ステップ4:最も魅力的な選択肢を選ぶ (p105−111)
☆自分なりの答え:どの考え方も、やはり「書き出す」のが基本。頭の中だけでは堂々巡り心配ばかりが先立ちます。まずはお医者様のように問い、書き出し、整理し、「解決策(打ち手)」をあみだし、最後は「行動する」。そして「反省」。シンプルなものほど奥が深いです。でも簡単な表現で難しいことを、やさしく伝えることほど難しい事はないですね。この表現の仕方が一番勉強になりました。
ありがとうございます!

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