307−5. 【読書感想文】WIN=WINではなく、ALL WIN〜「手にした人だけが次の時代に行ける黄金のボタン」#感想部 #rvpl [読書感想文]
(年間50冊の進捗 50冊/365日×96日目(4月6日)ー5冊目=▲8.15冊)#mhks(本)
・世の中には「ボタンの掛け違い」という言葉があります。
第1ボタンをかけ間違ったら、第2ボタンも、第3ボタンも、当然、掛け違ってしまい、うまくはいかないもの。(p3)
・ボタンをすべて掛けてしまっていたとしても、それが間違いだと気が付いたら、第1ボタンからかけ直してみれば、その先の結果は大きくかわるはずです。みなさんも、そこにもう一度、立ち戻ってみてもいいのではないでしょうか?
「最初に掛けるべき黄金の第1ボタンとは、一体何なのか?。(p4-5)
☆ワイシャツの第1ボタンが、最近締まりにくくなっております。首回りも太っているからでしょうか・・。
最近はカジュアル化で、ネクタイをしてない職場も増えているが故に、第1ボタンをきちんと掛けて、ネクタイもビシッと決めている方を見ると、どこか「ちゃんとした人」という風に見えますね。
その上、第1ボタンが「黄金」だったら・・・。絶対「結果を出している人」なのは間違いない。
本書の考える「黄金の第1ボタン」とは何なのか?ご紹介します。
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・私は自分の理想とする高い技術を習得することのみに目を向けていたのだと思います。経営者として本を読んで学び続けるまではしていたのに、これについては知識を溜め込むだけで生かすことをしなかった。このあたりは、「勉強はするけれど、行動はしない」という、多くの人にありがちな「やっているつもり」という状態に陥っていました。(p34)
☆最近、自分もそうです。本を読んで、知識を溜め込むものの、こうしてブログにして「アウトプット」できていない。モヤモヤした「思考」を、文字という「形」にする。習得した技術を磨くだけではなく、広めていく。そうすることで初めて、他人に自分の価値が伝わる。そういう事なんでしょうね。
・私の中にある本当の望み。
「WINーWINではなく、皆がいい、ALL WINの関係を築くこと。大義のあるものを築き、そして本当に皆が良くなるものを作り上げたい。」
それが自分の成功。
それが自分に与えられた使命。(p57-58)
・近江商人は(中略)あくまで商人(あきんど)ですから、「三方よし=自、他、公」を満たす商売が一番儲かるということを、実感として理解していたのではないでしょうか。つまりは、それが最も優れたビジネスモデルだということです。
・これがWIN=WINではなく、ALL WINの関係です(p64)
☆読み終えて:自分を高め、他人を喜ばせるだけではなく、世間に貢献する。この「公」=「公共性」こそが著者のいう「黄金の第1ボタン」。これを理解し「黄金の第1ボタン」を手に入れれば、今まで積み上げてきた「技術」も「知識」も、「黄金のボタン」に変わって、何もかもが良い方向に動き出す。
ボタンを掛け違えているように感じていても、決して間違ってはいない。何度も掛け直せばいい。苦労を重ねた著者ならではの主張でした。
振り返ってみると、私もこうやって、本を読むことは「自分のため」、それをブログで紹介して「他人の悩みの役に立つ」のは「他人のため」。
もしそのブログや本が、多くの人の「悩みを解決する」ことになれば・・・「公のため」?
無論、このブログにまだまだそんな力はありませんが、「そんなブログになるように頑張っていこう。」というモチベーションにはつながりました。
皆さんにとっての「黄金の第1ボタン」は何ですか?
新年度が始まった、今考えてみてはいかかでしょうか。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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