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308−6. 【読書感想文】「ピカソ」と「寿限無」の意外な共通点〜「ビジネスエリートは、なぜ落語を聴くのか?」#感想部 #rvpl [読書感想文]

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(年間50冊の進捗 50冊/365日×166日目(6月15日)ー6冊目=▲16.73冊)#mhks(本)


  • ビジネスエリートは、なぜ落語を聴くのか?

    ビジネスエリートは、なぜ落語を聴くのか?


    ・一度や二度、落語を聴いたからといって明日から劇的にビジネスのスキルが大きく変わる、というわけではありません。ただ漢方のようにじわじわとあなたを変えてくれる、それが落語のチカラです。(p10)


    ☆「落語」と「ビジネスエリート」。不思議な組み合わせですね。

     本書で紹介されているが、あるアンケートでは、年収1,000万円以上の人たちの、43.4%が「落語が好き」との事。自分もテレビなどで落語を聴くのは好きですが、正直「ビジネススキル」にどう繋がるの?

     「話し方」?

     「仕草」?

    今回は、「落語」と「ビジネス」をつなぐ3つのポイントをご紹介します。


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 ●ビジネスエリートは笑いが”究極のスキル”だと知っていた!

・やはり「笑い」は最強のコミュニケーションスキルです。

 ただし人を馬鹿にした「嘲笑」や場をとりつくろう「苦笑い」、「つくり笑い」では人は動きません。

 落語の笑いはあくまでも「人間を肯定する、上質な笑い」。(p27)

☆「笑い」を取るにも、他人をネタにしたものより、自分の失敗談を語ること。「下ネタ」より「気の利いたオチ」などのほうが、聴いている方も「心地良い」。

しかし、都合の良いネタがそうそうあるはずがない。そこで、想像上の落語の登場人物を通して、「笑い」のパターンを学ぶ。自分が心地よく笑えるものは、人に語っても不快感を与えることはないはず。

一生懸命だが、どこか滑稽。そんな笑いのネタを落語から学んでみよう。 


●落語の「マクラ」にスピーチ・プレゼンのコツを学ぶ!

・「お暑い中、いっぱいのお運びでありがたく御礼を申し上げます。毎度バカバカしいお笑いを一席申し上げます」

・「時候・天候の挨拶」→「客席の様子」→「来場への謝辞」→「これから話すことの概要」

 このパターンは、どんなスピーチにも応用できます。(p108-109)

☆落語の「マクラ」は本当に秀逸です。現在の出来事をネタにしながら、観客を段々と話に引き込んでいく。聞く準備をさせていると言っても良いかもしれない。「またか」と思う人もいるでしょうが、同じ型だからこそ身体も同じ反応をして「聴く」ようになるのでしょうね。

また、「型どおり」だと思われても、決まった出だしが口からスラスラ出ることで、話し手の緊張感が薄まり、本題にリラックスして入っていける。

話の本当の勝負は、「中身」ですから。それまでのアプローチでこけるのが一番辛いですよね。 


ま・く・ら (講談社文庫)

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  • 作者: 柳家 小三治
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1998/06/04
  • メディア: 文庫


もひとつ ま・く・ら (講談社文庫)

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  • 作者: 柳家 小三治
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2001/05/15
  • メディア: 文庫

 


●「伸び悩み」を乗り越えるコツ

・実際のところ、これ(伸び悩み)は「停滞」ではなく、経験を積みながら「試行錯誤」している状態。

 師匠や名人の芸をゆっくり観察しながら、自分を見つめ直す時期ともいえます。(p171)

・このようなときは、一度自分を客観的に観察しなければいけません。

 走り続けるのではなく、いったん止まるのです。(p172)

☆成長というのは、「1」の段階から「10」へは、あっという間に感じ、自分自身も周囲も成長の速度を実感できるが、それ以降の「伸び」は実感しにくいのかもしれませんね。

そして「続ける」にしても、周囲を観察し、同じ方向を行くのか、違う方向を試してみるのか。なにより、自分自身が本当に望んでいることなのか?を考えなければ「続ける」ことは出来ないのかもしれませんね。

この「伸び悩み」の時期こそが、我慢の時で「継続」出来るかどうかの重要なタイミングなんでしょうね。

ここを乗り越え、努力を継続できれば、きっと新しい「成長」を実感できるのではないでしょうか。 


・日本には昔から「粋」という言葉があります。

 これを現代に置き換えると「心の余裕」といえるでしょう。(p248)

・名人といわれる方の落語を聴いてみてください。

 笑ったり、しんみりとして涙がこぼれた後に、「心の余裕」が生まれます。

 心の余裕から感動が生まれます。


 感動こそ人間の原動力です。(p249)


☆読み終えて:自分が小学生の頃は、「ドリフ」や、「新喜劇」や、「漫才ブーム」が途切れることなくテレビに流されていた。

 もちろん「笑点」も見てましたが、正直「大喜利」のコーナー以外は退屈だでした。

 しかし、社会にでて多くの経験を積むと、俄然「落語」が面白いと思うようになりました。

 一人の演者が、ただ座っているだけで、物語を紡ぎ出す。笑いあり、涙あり、オチの切れ味あり・・・。

 経験を振り返り、「悩み」なんてのは、今も昔も変わらないなぁと改めて納得したりもしました。

 「マクラ」で聴く体制にさせ、「笑わせて」緊張をほぐし、話に引き込み、クライマックスで「泣かせて」、オチで「現実へ引き戻し」すっきりさせる。

まさに「心の余裕」から「感動」への 黄金の方程式のようです。


 本書で落語を、こうやってビジネスの視点から見ると、プレゼンソフトも使わず、語りと身振りとわずかな小道具だけで、聴衆を掴むテクニックが一杯詰まった、すごいエンターテイメントなんですね。


 今度はぜひ生で落語を聴いてみたいと思います。


本日も最後までお読みいただきありがとうございました。


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ビジネスエリートは、なぜ落語を聴くのか?

ビジネスエリートは、なぜ落語を聴くのか?

  • 作者: 石田 章洋
  • 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
  • 発売日: 2015/05/17
  • メディア: 単行本

  •  
 
 

【追伸】

・ピカソの本名は「パブロ・ディエゴ・・・・・・」(p138-139)

☆知らなかった!「寿限無」と「ピカソのフルネーム」が言えたら、良いネタになるなぁ。 

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